2024/12/11

■ なおす ■ 牛乳パックの使い途


牛乳の話(🔗9/5)の画像で、牛乳パックをたくさん並べていましたが、カラになったパックを集めてどうするんだ...って? 実は、壊さず捨てず、できるだけ保存しています。

 そもそも「防水の紙箱」で、珍しい存在です。特徴としては、1) 強度、2) 水密、3) 易燃、の3点で、同素材(紙)・同型(四角柱)・同サイズの箱に比して、非常に高い値です。それが毎日のようにタダで手に入るなんて。

 とっておいて何に使うかというと...

1) 自作石けんの型: シェービングソープもシャワー用石けんも自作しますので(原料はほぼ同じ)(🔗2/1, 🔗2023/7/8)、最終工程で流し込む型として重宝。形もサイズも手ごろ。蝋の主成分であるパラフィンをコーティングしてあるせいで、滑りが良く取り出しやすいです。

2) 炭火七厘の焚き付け: 秋・冬・春と、炭火を七厘と火鉢で使います。焚き付けは「着火剤」が煙もなく便利。でもそれ毎日数十円を燃やすとは...。他方、牛乳パック内部のコーティング素材パラフィンは、石油製剤で、4類 (引火性液体)第4石油類の危険等級 IIIランクの危険物ではあります。易燃性に優れ、簡単に着火し、密な紙素材のせいで燃焼時間も長いです。

3) 作業用小皿: 底部が、1kg以上の液体(牛乳1ℓ)を支え、輸送に耐える設計ですので、構造的に高強度です。底部のみ小皿状にカットして、DIY工作やパソコン自作時や不用品分解時に、ネジ類を分類して投げ込む、そのまま保管する、と、何かと便利です。

 カラの牛乳パックみたいなものばかり貯め込んでいるから、いつまでも倉庫が片付かないのですが...。