■ あるいて気持ちの良いポイントまで、気分転換を兼ねて、クルマで行ってみます。
■ 青森県の南東端で岩手県境の田子町(たっこまち)の山深い道。
■ 私の地元「津軽地方」は、青森県の西。両者は地図上は直線距離で100kmほど。東北地方を縦に貫く奥羽山脈の北端に位置する八甲田連峰を横に越えて、たどり着いた十和田湖も対岸に越えた、はるか遠い「南部地方」に田子町は位置しています。津軽の人間から見れば、南部のエリアは、明治維新以前はずっと別な藩だった、異文化圏です。
■ 今日はずいぶん遠いところまで、気分転換を兼ねて…になってしまいました。よほど鬱積するストレスがあるのでしょう…。
■ 暖かく新緑かおる道を、ゆっくりと行きます。
■ 鳥のさえずりと木々のざわめきだけが聞こえ、他のクルマにはほとんど出会わない、静かなたたずまいを、ひとりでひっそりと楽しむことにします。
■ ブナやミズナラの淡い鮮やかな新緑が目にまぶしいです。