■ 銀色にさやさやゆらゆらと
■ さやさやさやさやさやさやさや...
■ ゆ〜ら ゆ〜ら ゆ〜ら...
■ はっ、意識を失うところでした、ふう...
■ さくさくと音を立ててあるきます。
■ ひんやりした空気の中、こころなしかいそぎ足で散策します。
■ 高校時代に自転車で12kmほど離れた農家の祖父の家に行ったとき、「よく来たな、手伝ってくれ」と言われ、彼が、干からびた茎を木製のりんご箱の中で叩きつけていました。バラバラと出る大豆。
■ 私はそれが大豆だと知りませんでした。「夏に食べ残ったこの干からびた枝豆を捨てのるか肥料にするのか」と尋ねたら、彼は、宇宙人を見るような顔でこちらを見て「あはは、知らなかったのか、これが大豆のマメだよ」と笑いました。
■ "街っ子だから"と言えば言えるのですが、つまり世間知らずの坊っちゃんだったんです。
■ ...などということを思い出しながらあるく秋の風と青空...。