2025/10/31

■ あるく ■ Jazz喫茶 Groovin'81

写真歴50年の友人M君の撮影

めずらしく久しぶりに...正確には45年ぶりに...Jazz喫茶というところに。"連れて行ってもらった"と表現するのが正確なんですがネ。

 中学生の頃は、クラシック音楽が生活のすべてみたいな傾向がありました。でも高校時代にJazzに、うち、ビッグバンドとピアノトリオに惹かれます。ここ数十年は後者のみ、CDのみでした。自分のCDライブラリは100枚もない程度ですので、やはりこの分野でも自分は永遠の初心者です。


 ドアを開けて轟音の中に入ります。すぐ目に入ったのが、初めて実物を見るJBLのP.Evelest DD6x000シリーズ(どの年代かはわかりません)、これを駆動するパワーアンプがMcIntosh1000系モノーラルセパレートでした。

 帰宅して見たお店のウェブサイトには、CDプレーヤとDAコンバータがAccuphaseのDP-100DC-101LINNのLP12やYAMAHAのディスクプレーヤーもさり気なく写っています。いずれの機器も四半世紀以上〜30年選手ですが現役バリバリで稼働しているようです...。

Groovin'81 Websiteより

 ピアノトリオバックのアルトサックスを、はじめCD、のちLPで聴く機会となったのですが、LPの音がむしろ艷やか。LPの音質こそJazzのプライマリな得意分野なんですねぇ。

 空間サイズや石壁風の内装により低音は飽和していましたが、高音域は、高能率のJBL製コンプレッションドライバの、あの晴れ渡った青空のような清々しさを、直接浴びるほど堪能しました。これは他社製の家庭用機器では逆立ちしても表現できない次元です。

 Jazz喫茶のこだわりって、独自の世界観があって、たまには浸りたいです。クラシック音楽の'演奏会'という場に我が身を置く気にはまったくならないのですが、こういう空間は本当にくつろいで没入できます。

 その'たまに'っていうが、'24時間おきに'という常連さんたちが、やはり居られました...いいなぁ。お邪魔してすみませんでした。

  ここに連れて来てくれたM君、いつもほんとうにありがとう!

  多少困ったのは、昨日帰宅してから、興奮してまったく眠れなかったということか...。今日は早く寝ます(^^w