■ ステキな建物があるので、寄ってみましょう。
■ 市が昭和の頃に観光用に大々的に整備した旧家です。とは言え、次第に放置、現在では、5月連休と夏休みの、年に計20日間程度しか公開していません。雪に埋もれ、壁や障子の破れも散見されて、せつない気持ちになります。広い公園と敷地続きなので、無雪期は、公園側すなわち邸宅の庭側からふつうに入って散策できるのですが、この建物見たさに公園側から入ってくるという秘技を使う人もいないでしょう。
■ 寄棟造の茅葺屋根です。茅葺や藁葺の屋根だと、夏は雨や強風をしのぎつつも風通しが良く、冬は雪のせいで外界と屋内の断熱性を確保しつつも通気性もあるという素晴らしい特性があるようです。もう今は昔ですネ。
■ ひとりしずかに散策する小径に存在してくれるだけで、こころなごみます。