2024/01/31

■ あるく - 羽黒神社


 今日も昼までは晴れ間ののぞくおだやかな冬の日。このあと夕方から数日間にわたり、冬の雪の天候に戻るそうです。今日のうちにあるいておきましょう。

 おととい(1/28)のりんご畑から下って、同じ十腰内(弘前市)の集落にある羽黒神社です。

 巖鬼山神社(1/17)からほど近く、クルマなら山麓の一本道を7,8分なのですが、りんご畑を縫って近道してあるけば40分程度でしょうか。集落のはずれにあって、巖鬼山神社に比べればだいぶ簡素な、地元の神社ですが、手水の湧き水があります。

 湧き水は「眼病に良い」とのお触書があります。とはいえ、水場は、特にきれいなふうだったり霊験灼然を装うふうにしつらえてあるわけではなく、野菜を洗ったり長靴を洗ったりできそうな生活用水みたいな実用的なつくりです。

 不思議なのは、標高が高い巖鬼山神社の湧き水は、季節の気温の影響を受けやすい感じで、夏はややぬるく冬は氷のように冷たいのですが、他方、こちらの羽黒神社の湧き水は、集落のはずれにあるのですが、夏は痛いほど冷たく、冬はほんのりぬるいです。

 いずれも、軽くのどをうるおすために、つい遠回りして立ち寄りたくなる魅力があります。