2023/12/15

■ なおす - 近所の温泉


真冬の天候になりました。今晩から本格的に雪が積もりそうです。からだとこころの持ちようをなおす目的で、いつもの温泉へ。歩いて7分の場所に、全国チェーン展開のビジネスホテルがあって、その建物内に顧客サービスとしての小さな温泉があります。日帰り入浴もOKですので、私にとってはありがたい一種の銭湯です。

 温泉は、津軽地方の特にこの界隈では、半径10km以内に数十か所はあり、「掘れば湧く」土地柄のようです。歩いて行ける場所にあるのは助かります。泉質は、このエリアに多い単純ナトリウム塩化物泉です。茶色がかって、かなりしょっぱいです。

 画像左は、ホテルのウェブサイトから(女湯)。画像右は、今日、男の私が男湯を無断で撮影...(すみません)ができるのも、平日昼間は、お客が絶無ということがほとんどで、10回来れば9回以上は、脱衣所も浴室も貸し切りです。ウェブサイトの画像の印象とちょっと異なって、狭いです。浴槽は3人で定員で、洗い場は広めに4人分。ただ、せっかく便利な街中に温泉があるのですが、ま、夜は宿泊客と地元日帰り利用者でかなり混んでいるとして、昼に誰一人利用していないなんて...。

 近所の人が昼の時間帯を敬遠する一因かな、と、思う節が...。チョっと想像してみてください、お昼前後、あなた(男性と仮定する)がいま、貸し切り状態でたった一人、いい気分で、温泉につかって、洗い場でシェービングしています。するとそこへ、作業服ゴム長ゴム手袋のおばちゃん(女性を表す代名詞)の1人か2人が、男湯のドアをいきなり全面開放して、ドヤドヤと入ってきて、デッキブラシで床をガシガシ洗い始め、水道ホース蛇口全開で床に水をじゃあじゃあと豪快に流します。つまりお掃除タイムがお昼の11時から14時頃までの間(ホテルのチェックアウトとチェックインの合間の時間帯)の、いずれか不定な時間に毎日あるってわけです。そのさ中に、あなたはなお平然と、素っ裸で一人のうのうとシェービングし続ける図太い神経の持ち主であるという自信がありますか。そんな太ぇ野郎が世の中にいるでしょうか...あ、私ですか、それ...。

■ ホテル側が、この時間帯を「清掃のため利用できません」とせずに、日帰り入浴客に開放してくれている点は、ホテル側の善意だと思っています。

 ってことで、掃除があろうと何ら苦しぅない、かまうこたぁねぇ、じゃんじゃんやってくれ、と腹をくくった場合、確率的には90%以上で貸し切り温泉を堪能できるってぇわけです。