2024/03/22

■ あるく - 廻堰大溜池

※ ガンのみんなは、私の気配を察知して、ゆっくり背中を向けて移動し始めます...

 あいかわらず真冬の寒さと強風です。明日の気圧配置は明らかに違いますので、明日になればきっと暖かくなるでしょう...。溜池にいるハクチョウやガンの渡りの時期が近いのですが、今日はみんなおとなしくしているかなと思い、行ってみました。

 おや、今日はめずらしく、池のこのくぼみ地形にガンの皆さんが集まっています。例年だと、ココのエリアは最後まで湖面が凍結していて、その頃には剪定のトラックがとっくに往来していますので、ガンは最後まで近づかないエリアです。今年は、雪も氷も湖面になく人影もないので、風をよけているところですね。

 一般に、渡り鳥は、湖面にいても田んぼにいても、すぐ近くをクルマがそれなりの速度で通りかかっても、意に介さないようすです。が、ヒトがゆっくり近づくと、とたんに集団はパニックとなり、あたふたと逃げ惑います。高速で移動するクルマという生き物は捕食者ではないが、ゆっくり近づくヒトは悪者に決まっていると先祖伝来学習しているワケですね。

 クルマを降りて、そっと近づきますが、1羽2羽に気づかれたら、あっという間に群れ全体に察知されて、数百羽の皆さんを驚かしてしまいました...ごめんなさい!みんな一気に遠ざかっていきます...逃げなくていいんだよ〜。