2023/10/19

■ なおす - 室内断熱に農業用マルチシート


今日はここ数日にない生温かさ。12:00の気温22.3℃。明日の予報は13.4℃、アサッテは7.8℃で、今日より15℃近くも低く、冷たい雨が強く降るようです。

 倉庫然とした自宅居住空間を、素人なりに断熱してみます。ここは、玄関ドア以外に、屋内に「ドア」と言うものが存在しないです。トイレも寝室もシャワールームもです。夏は良いのですが、津軽地方の冬は...。

 冬は、ドアがわりのロールスクリーンを補うように、農業用マルチシートで仕切りをします。開口部をおおって、ガムテープで留めるだけです。1枚で完全密閉するよう覆いきったり、あるいは、出入り可能なように2,3枚を前後に重ねて右開放左開放など垂れ幕状に交互に留めたり、隙間は自在にガムテープで調整します。まるで、キャンプ地で、タープを、風向・風力・日射・地形に合わせ、どんな形状に張るか考えるの際の工夫に似ています。

 暖房は、FFヒータと足元(机の下)に安価な電気ヒータです。FFヒータは、機器の構造自体が密閉式強制吸排気型暖房ですが、狭い空間になるので、換気経路は自分の生活に合わせてじゅうぶん検討済みです。

 暖房はいつも最小限の運転を心がけ、もちろん厚着で過ごしますが、農業用マルチで狭く仕切ったこの空間の、真冬の断熱効果は、想像をはるかに上回ります。真冬の外気温がマイナス10℃台の日々も、こじんまりと居心地よく、ほんのりと暖かさが続きます。これまでの一生のうちでこんなに暖かく冬を過ごせた経験はないくらいです。

 問題は「見た目」です。

■ 仕切った居住空間(座ってデスクワークなどの作業をする「部屋」)にいる限りは、ロールスクリーンだけが目に入るように、なんとか工夫はしていますが...。

 数百円で可能なこの断熱処理の、費用対効果は抜群です。さぁ、ぜひ参考にしてくれ、と強く勧めたいのですが、それにしても、屋外から入ってすぐ目に映るのは、画像のように、「みすぼらしいビニールハウスに住んでいる」目も当てられない生活状態です。ここまで書いてきたメリットをすべて帳消しにするかもしれません。私の提案をご採用いただく際には、必ず家族会議にて全員一致で採択される必要があるでしょう。