2023/07/10

■ なおす - 万年筆を洗浄乾燥


昨日今日の「英単語集を書く」は、0801-0900 & 0901-1000まで。

昨日の例文880: It is not always easy for psychiatrists to decide whether a patient is sane or not.

   患者が正気なのかどうかを精神科医が判断するのは、必ずしも簡単ではない。

今日の例文945: In general, psychopathy is used to refer to a mental illness in which a person behaves in an antisocial way.

   一般に、精神病質とは、人が反社会的な行動をする精神病を指して用いられる。

…こ、困った話ですね…。

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万年筆は、毎日使っています。10本程度あるうち、3,4本に常にインクを入れて使っています。使うものは、時期によって入れ替わります。もっぱらペン先の太さによります。ある時期に細めのもの何本かを何日か何か月か続けて使うと、そのうち太字でのびのびと書きたくなるので、手元のものが太字系に入れ替わっていたりします。すると、太字のおおらかさの反面、もっと精密さが欲しくなり、細字系に…。ひと様に提出提示する文書には使わないので、そんな脈絡のない使い方で、書き味を楽しんでいます。

使っていないものは、その間に洗浄して乾燥しておきます。使うインクが、頻度順に、古典・顔料・染料の3種類すべてなので、まめに洗浄しています。パイロット製品の場合、この1年間に3回ほど、メーカーに洗浄と調整に出しました。万年筆も他のすべての道具と同じで、ふだんは自分で手入れ(洗浄)をし、年に1回くらいは本職によるメンテ、というつもりです。この点、国産3大メーカーの保守受け入れ体制は、良心的です。

 「入学祝に万年筆」という風潮は、もう絶滅しましたね。私が中学の頃は、まだありました。教室でも使っている同級生がふつうに見られました。そういう最後の世代だったと思います。高校に入ったら、使っている人は、私以外には、同級生300人のうちたった1人だけでした。この間にシャーペンやマークシート式試験が爆発的に普及した時期だったり、学校の雰囲気の違いもあると思います。で、その1人のSくんの使いぶりが、ごく自然で知的な雰囲気が漂っていて、家庭環境や社会階級が違うのであろうと思いました(妙なコンプレックスの入った妄想かもしれません)。

 英文880では、なんだか精神科医はたいへんそうです。つい、Sくんが判断に苦しんでいる姿を思い、その苦労がしのばれます(って、この英文を見て半分心配半分揶揄していますか?)。

一般に、サイコパスとは、授業が意味不明で生徒に無理な課題を強いる進学校の高校教諭らを指して用いられる、という定義を、「そ、その先生はどうしてサイコパスというあだ名なんですか」に対する高校生の方々(複数)の解説として教えてもらいました (私は高校職員でもなく高校生の親でもなく、いずれとも利害関係はないのですが、とある機会に…。)。