2023/04/04

■こわすつくる - 実家整理 - プラスチックごみを処理場へ搬入




■ 画像は、やはりこの話題の場合、やはり何というかビジュアル的にあれですが...。いつも小さめに表示しております(;^^A

■ 処分品のうち、プラスチック類、または、家財道具を分解して出たプラスチック部品などは、自治体のごみ収集袋に入るものは、少しずつ地道に収集日に出していました。

■ が、他方で、サイズ的に収集してもらえないものや分類に疑義のあるものなどを、ずっとプールしておいたのですが、今日は、それを、市の処分場まで搬入しようかと思います。

■搬入前の準備として、

1) 荷崩れ(路上に散乱)を大いに恐れますので、梱包ラップなどで入念にまとめ、積載方法をよ~く考え、それから積み込みにかかります。画像は、積み込み途中ですが、この後、軽トラ用荷台カバーをかけ、さらにロープで固定しました。

2) 疑義のある処分品は、市役所の環境整備課の廃棄物処理担当の方に、画像付きのメールで問い合わせておきました。OAチェアから洗濯ばさみ1コに至るまで、画像付きで複数回にわたってメールで質問しました。返信はこちらの望むようには速くなかったのですが、きちんと回答していただきました。ご迷惑をおかけしてしまったのですが、ご担当の複数の係の市役所職員の方々の、誠実な回答には、感謝しています。

■「ごみをたくさん捨てなきゃ」という時って、どういう気持ちですか? 「コレ分類合ってるかな・大丈夫かな・叱られないかな・分類がわからないしめんどうだから袋の外から見ても見つからないように包んで…」など、後ろめたい気持ちで、またこっそりと、あるいはハラハラしながら…、という気分って、ほんとうにイヤですよね(「そんな経験はない」という方、スルーしてください)。でもそうするしかない私のような庶民の肩身の狭さ…。

■この作業を始めた3月は、やはりそういう気分で、分別・分類がわからないものだらけでした。そもそも、「ごみの分別収集に関して、分類に自信はある」という模範的な日本人の自治体住民って、極度に珍しいのではないでしょうか?

■しかも、分類を間違えてごみ収集日に出してしまい、収集作業員に見咎められ、その結果、自分の出したごみ袋だけが、「収集しません―理由は☑を参照」ってなシールが貼られて収集してもらえないまま、自分の名前が書かれた袋が町内のさらしものにされる…。

このようなお役所の措置が、あらゆる日本人にとって、精神的に非常に厳しいサンクションとなっています。

不法投棄が絶えない一因は、この過酷な措置にあるのではないかと思います。

■話がそれました。

今回、実家処分で大量のゴミを覚悟して、いざ作業に取り掛かって、「この際、何もかも徹底的にお役所に問い合わせよう」と決意しました(おおげさかなぁ)。今は「画像付きメール」という庶民の強力な意思疎通手段があります。徹底的にこれを駆使する決意で臨みました。

■で、満を持しての今日のプラスチック処分場への搬入。積み込みながら、非常に気が楽でした。たぶん分類は全て完璧にOKではないかなと...。

中学高校の時代にさぁ(突然ため口に!?)、定期テストの日の朝って、「どうせわからない、ひどい点だろう」と、うんざり重い気分だったことが多かったですよね(「いいえ、そんな経験はないです」という方は、無視してください)。が、たま~に、今回に限り、たまたま何度も何度も繰り返した勉強した狭い範囲が試験範囲になった、昨晩勉強し直したけどほぼOK、今日は大丈夫じゃないかなぁ…と思いながら受けた定期考査で、偶然に学年1位だった…などという僥倖を経験したことはないでしょうか? …ゴミの話のさいちゅうにどうでもいいくだらない自慢をするなよって?...そ、そうでしたね。また話がそれました。

■で、分量としては、軽トラに1回ではとうてい積めなかったです。結果、今日は、市のプラスチック再生処理場まで、2回往復しました。それでもまだたくさん残っていますが、後日改めての搬入にします。

■6kmほど離れた処分場までの往復は、1回あたりたったの30分程度でした。

■経験してわかるのですが、「軽トラに積む作業」「捨てる作業」は、そう何分もかからないです。それよりも、積載する前の準備作業(「分別して床にまとめて置く」「それらを梱包ラップやヒモでまとめる」「疑義のあるものは役所への問い合わせ」「問い合わせの結果を受けて、改めて分解-梱包作業」)が、何日もかかります。

例えば、壁の1面に「ペンキを塗る」作業。塗るのは数分ですが、下準備に丸一日かかります。あるいは「自作パソコンを組む作業」。1台の組み立ては1時間で終わりますが、パーツ(CPU, マザーボード, メモリ, HDDやSSDから始まり、設置ベイ割り振りとコード取り回し、冷却ファンや果てはCPUグリス等)の選定や想定で、何カ月も考えに考え抜いて組みますよね…、って、ペンキもPCも知らんわい、という方、ごめんなさい。言いたいのは、下準備・下拵えの重要さで、今回もじっくり実感しました。

■処理場では、自信はあったけどやはり緊張します。係りの人が、カミソリのような厳しい目で吟味してくれました。

■その結果、今回は、「土ほこりで汚れた発泡スチロールは、再生できないので持って帰れ」との判決が下されました。満点回答を予想していたのにショックを受けた弱小末端庶民の私が、「発泡スチロールの泥汚れは、個人や家庭のテクニックではキレイにして再度持ち込むことができません。どう処理すればいいのでしょうか。有料の廃棄物業者に頼むしかないのですか?」と愁訴したところ、「『燃やせないゴミ』の最終処理場に搬入するように」との下命を賜りました。

■『一人で実家処分』という行為は、無限の時間とあなたの人生そのものをゴミ処理のためにささげる必要があります…。