2023/08/18

■ なおす - PC本体内部のホコリ飛ばし


今日は、半年ごとの、PCの筐体を開けて清掃ホコリ飛ばしの手入れ作業です。手持ちの自作マシンは9台くらいあって、ふだんは4台稼働しているのですが、今日の個体は、組んだのがいちばん古い個体です。

開けてみると、やはりホコリで目詰まりしそうです。「掃除前」をご覧いただくのがいちばん説得力がありそうですが、やはり人にはお見せできない画像です。ここ数週間、CPUファンの音で、もうそろそろやらなきゃとはわかっていたのですが。

プラットフォームはMini-ITXで、WindowsXPの時代からずっと私の組むすべてのPCはソレです。今日掃除したのは、2012年頃に組んだ(!)、なんとi7-3770+H77のペアです...。私の場合、ゲームも動画編集もせず、Office系ソフトは365日毎日使っていますが、それと一時はAdobe Illustratorも使っていましたが、それが負荷のピークでしょうか。オーバークロックもなしで、穏当に使ってきました。今の稼働状態は、Windows10上で、MS-Word、MS-Paint、Chromeがメインなので、10年前のハイエンドCPUですと、まるで余裕です(...って、やっぱり古すぎるだろう!?)。

半数以上の個体がWindows 10で、11は1台のみ。あとはLinux Mintなのですが、Mintに統一できない理由は、1996年から使い慣れたMS-Wordの滑らかさにあります。Google DocsやOffice Libre(Writer)など、競合する無料ソフトがあるのですが、Wordのスムーズさの敵ではありません。メニューリボンの洗練さやメニュー階層の秩序だっている点や編集画面遷移の滑らかさなど、30年にわたるノウハウは圧倒的です。「GoogleでもLibreでも、そん色はない」と、真顔でおっしゃる方は、たいへんに冗談がお好きな方だと思います。機能面では言えるかもしれないのですが、表・数式・お好みのアドインからメニュー階層の隅々まで、使いやすいかという点ではチョイと譲れないものがあります...が、それも単なる個人のこだわりのレベルかもしれません。むしろ、WindowsもOffice365も、はやく終了して、Linuxに統一したいところです。

ケースパネルを3mmのアーレンキーで丹念に外します。SSDと電源をいったん撤去して、CPUファンを露出させます。掃除機は、家庭用の強力なものが必要です。CPUファンのフィンに接触するかしないかのところまで、すこーしずつスローモーションで近づけていきます。みるみるホコリが吸い取られていきます。ケースファンも同様にして、あとはハケで払い、すぐその周辺のホコリが舞う空気にも掃除機をかけます。ウェットティッシュで拭ける箇所は拭きます。

ケースは、高精度なものを(AbeeのAcubic)。国産品で高額でしたが、作業のたびに精度の高さに感謝し、気分は良いです。

で、再度電源を入れます。...起動直後のバックグラウンド処理を終えて3分程度たった頃、音が、なんて静かなのでしょう!って、これが標準状態だったのですが...。寝袋やキーボード同様、他の個体も次々とやらなくては...。