2023/06/28

■ まなぶ - 鉛筆をつかって (3/4)


じゃあ、小学生にならって、鉛筆で何かを書いてみると決めましょう。昨日言ったみたいに、日本語(国語・社会)や計算(算数・数学・理科・物理・化学)はボールペンで足りそうなので、そうでなく、寝かせてサラサラと書けそうなモノはというと、じゃぁお絵描きやデッサン…は個人的に適正がゼロそうなので、ここはひとつ、欧米語でも…って、大丈夫か、その安易さ!?

小学生も学校で英語を書くようになったので、私もまねをして、「鉛筆で英語を書く」ことを試してみようかと思います。

書く英語は、自分の随筆や日記などというカッコいいことは能力的にムリなので、何か手近な本を…小学生の英語の本はもっていないし…と見回して、手もとにある英単語集の1冊にしましょう。「単語集」なら、筆記量を計量できそうですし、鉛筆が規則的に減っていくようすを目視できそうです。

この英単語集は「2100語おぼえるように」と要求しています。単語だけ書き続けると、(ここ何十年来ずっと)飽きて寝てしまうので、単語に添えてある例文を書くことにしましょう。

この本は、例文一文の平均が16語程度のようです。

2100語に付随する例文の英単語の合計語数は、33,241語のようです(MS-Wordに自分で手入力してあるので、スペルチェッカーで語数を確認しました)。

7月1日から区切り良く始めることにしましょう(気分の問題)。1日に単語100語を覚えるふりをして書き進んでみましょう。

…ってことは、2100語なら21日間で、つまり小学生の夏休みが始まる前までに、英単語集の一冊が終了…するわけがありませんが、自分の場合。

で、その皮算用によると、実際に書く英単語は、毎日100語に相当する100の例文だから、平均1,600語の英単語を毎日書く…んですか? 鉛筆ってどのくらいもつのかなぁ…(いやそれより、自分の根気や能力を心配した方が…)。

なお、この英単語集は、旺文社の現行版で、誰でも本屋さんで買えますが、小中高生には薦められないヘンな例文が随所に…えっ(;^^?...いや、何と言うか、こんな感じ;

   例1: Many historians have seen a connection between Protestant concepts and the growth of individualism.

  (多くの歴史家が、プロテスタントの理念と個人主義の高まりとの関係に気づいている。)

   …こ、この単語集...取りかかる前に、マックス・ヴェーバーの古典的名著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読んでから出直して来いと? w(・o・)w

  例2: Humanities scholars frequently accuse scientists of reductionism, although they can be equally reductionist themselves.

  (人文学者らは、自身も同様に還元主義者かもしれないのに、よく科学者のことを還元主義だと非難する。)

   …いったいど~ゆ~意味なのこれ!? by 小学生A君…(;--A

  例文は著作権がありそうなので、英文は一語チラっと変えています。さて、明日は用紙を準備しなくては。